実は最近、私は犬猫と人がより良く暮らせるための勉強を始めました。
特に、昨今はただのペットではなく、家族のようなものと思っている飼い主さんが多いですが、それに対して、まだまだ日本はペット業界を覗いてみても、犬猫が快適に暮らすための知識や動物福祉が他の先進国に比べて遅れていると言わざるを得ません。
そこで、ペットシッターの仕事をした時の経験や、柴犬の茶太郎との日々の暮らしの中で感じたことから、動物にとって最適なケアとはどんなものなのか?を学んでみたくなりました。
そして、学んだことで驚きだったことや、覚えておきたいことをこのブログに残し、いぬねこ勉強メモという備忘録にしていこうと思いました。
というわけで、まず一回目は犬と猫を知ることから始めます。
学んだ中で、私が驚いた、知らなかったことを列挙していきます。
・犬は夜行性。
(猫は目が光るので、夜行性と思っていましたが、犬も夜行性とは知りませんでした。)
・人間と犬が埋葬された最古の遺跡は1万2千年前のもので、イスラエルで発掘されている。一方、猫は約9千5百年前のキプロス島の遺跡から骨が発掘されています。
(犬の方がだいぶ長い歴史があるのですね~。)
・動物実験のモラルの指標とされている3R(人道的実験の法則)とは。
代替:Replacement 動物を使わない実験方法への置き換え
削減:Reduction 実験に使う動物の数を減らす
改善:Refinement 動物の苦痛を出来るだけ軽減する
(動物実験は反対ではありますが、時には必要なこともありますよね。。3R守っていただきたいです。)
・動物に関する法律はドイツが進んでいる。ドイツと日本を比べてみる。
ドイツ:動物愛護の父、アルバートクナップ牧師が「動物は人間の所有物ではない。人間と同じく痛みを感じる存在である。」とし、1974年には犬の保護に関する規則が条例で細々と定められた。また2002年には憲法にも動物保護が書き込まれた。
日本:1973年、動物の保護及び管理に関する法律が出来た。現在も社会情勢を鑑みて世間の声を元に改新されてはいるが、まだまだ動物福祉を考慮した法律にはなっていない。
(日本は動物を物としか扱っていないと先進国からは非難されることもありますよね。確かに、、ペットを殺害されたとしても、器物損壊とか言われちゃうんだもんね。器物って。。(泣)命ある生き物なのに。最近ニュースになっていましたが、イギリスではロブスターなどの甲殻類にも痛みを感じる能力があると法律に明記し、生きたまま茹でることを禁止し、電気ショックを与えてから茹でるようにとの指針が示されたそう。日本はやはり遅れすぎているように感じる。イギリスはスピリチュアル系の魂についての理解も非常に進んでいる国なので、生き物の痛みが分かるのかも?)
・犬の群れについての最新の行動学の研究で分かって来たこと。
これまで言われてきたように、厳格な階級社会では無く、主従関係よりも協調関係が優位に働いている。
(これはある意味、感動!先日ネットで流れて来たあるトリマーさんの投稿で、新人の頃、大型犬に対して、強さを示してリーダーの威厳を見せて、言う事をきかせなければいけないと思っていたが、覆いかぶさられて首を狙われそうになったり、口輪の部分で頭突きされて鼻血が出てしまったりで、「もう無理だ」と、犬に「身体を洗ってあげられなくて、ごめんね。」と大泣きしながら謝ったそう。すると、何かを感じ取ったのか?その大型犬は自ら風呂場へ行き、口輪もしないでおとなしくしており、そのトリマーさんは身体を洗わせてくれたとか。その経験から、そのトリマーさんは絶対に服従させようとか思わなくなったそう。素敵なお話だったし、この行動学の研究の裏付けになる出来事だな~と思いました。)
・犬の視覚:70cm以内のものは焦点が合わず、ぼんやりしている。静止しているより動いているものに敏感で、動体視力が優れている。動いていれば、800メートル先のものでも特定できる。対して色の認識は黄色と青以外はあまり出来ない。赤はグレーに、黄色や緑、オレンジは黄色っぽいと認識。紫は青っぽい色と見える。
(なるほど、だから風が強くて葉っぱが舞っていると興奮して追いかけようとするんだな。。)
・犬の声の大きさは、身体の大きさを表す。犬は吠える声で相手の身体の大きさが分かる。
・犬の聴覚:犬の反応する音の周波数は30,000Hz。高周波を感受する。聴覚は人の約4倍。落下音は人の約400倍。収音能力は人が16方向に対して、犬は32方向をキャッチ出来る。
(よく雷が鳴ると、犬は恐怖から脱走してしまい、よく迷子になると聞きますが、落下音が400倍に聞こえるんじゃ、その音は恐怖でパニックになりますよね。。)
・犬の臭覚:犬は匂いを嗅ぐことが名刺交換。犬の肛門腺には年齢、性別、健康状態、ホルモン情報が含まれており、嗅ぐことで相手を知ることが出来る。
自信がある犬は、直接嗅ぐ。自信がなければ間接的にマーキングする。
(肛門腺でなんでも分かっちゃうんだね。驚き。)
・猫は身体のあちこちに臭腺があり、身体をこすりつけてマーキング。それだけでは伝わらないと感じた時は、強烈な匂いを使って気持ちを伝える。
(え?そんな強烈な匂いを出す事あるんですね~。知らなかった。)
・犬や猫を手で触って誉めることで、ストレスホルモン(コレチゾール)が激減する。幸せの感情が人も犬も猫も高まることが分かっている。
・人間は言葉で学習するが、動物は経験からのみ学習する。そのためトイレシートにした時にリアルタイムで誉めること。家族によって対応が違うと、混乱する。家族の一貫性のない行動やその日の気分で変化する行為が、学びの邪魔をする。
・犬への罰の与え方の注意点:
止めさせたい行動の直後に罰を与えること。
過不足ない適度な強度の罰を与えること。
例外なく罰を与えること。(毎回同じでないと混乱するんだね。)
止めさせたい行動のみに関連付けて罰を与えること。
罰を与えた後で、正しい行動を教えること。
感情的にならないこと。リーダーが不安定だと逆に興奮しやすくなる。
冷静に立ち居ふるまうように。
犬は、否定形を理解できない。そのため、「吠えないで」「うるさい」などは理解しづらい。犬は物事を前向きにとらえる生き物。「静かに」「落ち着いて」等の肯定的な言葉を使う。
(天性のポジティブさんなんだね。)
言葉を大事に。犬は言葉に含まれる意味を感受出来る。
(家族が喧嘩していると悲しそうな顔になるのはそのためか。)
・猫の場合は犬に比べて警戒心、防衛本能がはるかに高いので。一度でも罰を与えると絆が壊れてしまうことがある。
・犬猫へは短絡的な罰を用いたしつけではなく、犬猫の目線になって物事を考え、気持ちを想像することで、見いだせるケアを務めていくことが重要。
(私は罰を与えるより誉めることで教えるやり方をなるべくしています。)
次回は犬猫の食についてまとめます。
お楽しみに~☆

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