「小さな君との思い出」

どこまでも 青い青い空を見たのはいつだったか

あれは確か ある晴れた夏の午後

君と一緒にいられる事が ただ嬉しくて

僕はもう大人だったけど

空にポッカリ浮かぶ 真っ白な雲に この手を届かせようと

思いっきり手を広げ 息が切れるほど ジャンプした

時が経ち 君が大人になった時 また思い出してくれるかな

あの優しい日々の事を

幸せの 四つ葉のクローバー見つけたのはいつだったか

あれは確か ある晴れた秋の午後

君と一緒にいられる事が ただ嬉しくて

僕はもう大人だったけど

庭の隅に咲く花 見つけるたびに 宝物を見つけたと

丸くなってかがんでは 目を大きくして 見つめてた

時が経ち 君が大きくなった時 また思い出してくれるかな

あの素朴な日々の事を

真っ白に 降り積もった雪を見たのはいつだったか

あれは確か ある晴れた冬の午後

君は大人の階段を上り 愛を見つけた

僕はもう大人だったけど

ただ空を見上げては いつの日か見た 青い空を探してた

大きなお日様描いた 柔らかい君の 小さな手

春が来て 君が忘れてしまっても あの温かい日々の事を

僕は決して 忘れないよ

僕はもう大人だったけど 庭先の草花に

いつか見た クローバーを探してた

ビックリして丸くなる 柔らかい君の 小さな目

春が来て 花嫁衣装に身を包む

幼き日々の君の姿 胸の中で 永遠に

幼き日々の君の姿 胸の中で 永遠に