「夢と現実の狭間で」

ハイエナのような目をした人々が行き交う

この都会の雑踏で

灰色の空がむしゃぶりつくように覆い被さる

生きるということは何故こんなにも辛いのだろう

何も見えない何も聞こえない

迫り来るカオスの中で

一人で溺れぬように必死にもがいて這い上がる

何者にもなれないそんな毎日

夢と現実の狭間で

渇いた心を潤す一滴の水求め

蜃気楼が揺れている

夢無く虚ろな目をした人々が行き交う

ある雨の夜に

自らの羽根をむしり取りながら悲鳴をあげる

声にならぬ声で叫んでいるあなたと出会った

何も見えない何も聞こえない

深く静かな海の底で

二人は傷を舐めあい孤独な肌を絡ませて

何者にも負けない愛を求めた

夢と現実の狭間で

渇いた心を潤すたった一滴の水

それがあなただった

shimaeri
shimaeri

会員のtomizouiwasakiさんが、この詞に曲を付けてくれたので、歌ってみました♪
聞いてみたい方は、こちらをクリックしてね💗 ‎